慢心の時

 最近、妻とこれから産まれる子にどうなってほしいかという話をするようになった。未来のことに想いを馳せるのは何とも言えない高揚感があるけども世の中がこんな状況なので、健康に生き抜ける子になってほしいし、それに応じた教えを施せるように自身も勉強を重ねて強くなって行かないとなと思う。ただし、視野狭窄で偏った人間にならないように(というかなりたくないので)娯楽とか趣味にも浸りつつやっていきたい。

 

 慢心というのは現職の話。正味な話、前職と比較すると組織全体のレベル、技術レベルは低いなあと感じている。前職では自分より優秀で仕事でしっかり成果を挙げる若手の先輩後輩、忙しい中でも仕事を捌きつつ部下を育てようとする管理職がいたが、現職ではごくわずか。

烏滸がましいのは承知だけど、新入社員が配属されたらあまりにもかわいそうな環境である。そんな環境で仕事をするようにしばらく経つが、自身では大したことはしてないと思っている仕事が評価されたりもして嬉しくあるとともに、こんなんで評価されちゃうの?という想いと無意識のうちに少し驕りが出てきた自分がいることに気付いた。

これは自分で頭をひねって頑張っているわけではなく、前職で培った基本的な仕事の進め方や経験の「貯金」を使ってやった仕事を評価されている状態だから危険なことだと思っている。間違っても自身は優秀な部類の人間ではないし、このままの状態で仕事を進めても今後の自分の成長には繋がらないことを認識したい。他職場では優秀な人がごろごろといて、そのような人達と対等に戦える人間になることを目指して(どこの職場でも通用する人間を目指して)、手を抜かず頭を使って手を動かし仕事を進めたい。

 

そして、あまりにもマネジメントが雑な管理職にイライラする気持ちが強くなってきた。人間なのでどうしてもそういう感情を抱いてしまう時はあるが、つい相手の言動にイラッとして感情的な態度で接してしまったこともあり反省である。ただ、これがきっかけでパワーバランスが変わったのか自分に対して高圧的な態度を取ってこなくなったことは喜ばしいこと(笑)。アンガーマネジメントってのは案外難しいのかもしれない。まずは6秒ルールから。。

また、今後の課題として、イラッときても筋の通った言動ができるように、我を取り戻して冷静に対応する努力をしていきたい。8割は間違ったことを、2割はまともなことを言う人がいたとしたら、2割のまともなことを言った時には素直に対応したいし、その内容が自分への批判であったらグッとこらえて受け止め感謝できるような強い素直さも持ち合わせたい。さらに、8割の間違ったことには的確な指摘が飛ばせるように正確な知識と論理的な考えを磨いていきたい。

 

ずっとこの職場で仕事を続け退職を迎えるつもりはないので、ここでしか得られない経験を積んで行きたい。一番積めそうなものは技術的な英語運用の経験かな。ライティングとスピーキングを伸ばす機会は多いので力を入れたい。どこに異動しても潰しが効きそうだし、海外旅行でも活かせそうなのがGOODですね。

 

ここまでを振り返ると文章に「〜したい」がめちゃくちゃ多いなぁ。。今が未熟すぎて伸びしろいっぱい、慢心している暇なんてないですね。